【サンディエゴ遠征報告blog vol.2 田邉成】(1年)
2023/08/10
僕は入部当初から海外のラクロスに興味を持ち、PLLのハイライトなどを見ながら自分のなりたい選手像のイメージを膨らませていました。まさかこんなにも早く憧れの選手たちを生で見れるとは思っていなかったです。まずはこの機会を与えて下さったOBOGの方々に感謝したいと思います。ありがとうございました。
個性的なプレーで観客を魅了しチームを活気づける、そんなプレーヤーになりたいと思っています。
実際サンディエゴに行く前からビハインドやシャベル、アンダーなど一年にはいらないかもしれない技を練習してきました。
しかし、それらをゲーム中で使うことはありませんでした。試合中になると周りとおなじようなプレーしかできませんでした。ミスするのが怖かったからだと思います。
サンディエゴから帰ってきた今、その心理的な壁は徐々になくなってきています。
ホーデノショーニーの芸術的なラクロスで昂揚するスタジアム、参加させてもらったチームで年下の高校生が平気でシャベルでゴールを決める姿などを見て、負けてられないなと思いました。
そして今の日本のラクロスに足りないものは創造し挑戦する姿勢であると考え、僕のマインドセットは変わっていきました。
ついに、この間の合宿最後のミニゲでシャベルで決勝点を決めることができました。やっと意識がプレーにつながり、結果を残せたことには入部してから一番の達成感を感じました。
これからも創造性をもってミスを恐れずにいろいろなプレーに挑戦していきたいと思います。
少し話は変わりますが、僕は単に魅せプレーをしたいわけではありません。あらゆる打ち方でどんな態勢からもパスやシュートが狙えるような選手は相手にとって脅威になると思います。そしてそのような選手が増えれば最強のチームになれると思っています。
そのためには遊び心を持つ人が増える必要があり、僕の役割はその触媒になることです。
1年 田邉成