松井



『武者として』


2023/03/19

                        
【新歓ブログ2023 vol.6】 松井絢彩(3年/MG)


初めまして、新3年マネージャーの松井絢彩です。 今、私は京都から東京に向かう新幹線の中でこの文章を書いています。
というのも、昨日は関学と阪大に、今日は京大に『武者』として訪れていたのです。

ラクロスというのは、元来大学同士の交流が盛んなスポーツです。ラクロスは日本に入ってきてまだ歴史が浅いため、部活の運営方法やラクロス自体の技術を、他大との交流の中で磨く、というのが目的です。そこで、他大の練習を見学しに行く(プレーヤーならもちろん参加する)ことを『武者』と呼び、各大学が武者を派遣し、また受け入れています。

では、『武者』にはどんな意味があるのか。

この2日間で3つの、普段はあまり関わりのない関西の大学のラクロス部を巡りましたが、それぞれの大学にはそれぞれの特徴があって、そこにいる人々も色々な考えを持っていて、同じ「ラクロス部」に所属しているマネージャーでも普段していることが違っていて。それを知ること自体、とても楽しいものでした。
また、武者に行くということは、自らを完全にアウェイの環境に投げ込むこと。そこで自分にどんなことが出来るのか、どんなことを吸収するのかを思案し、動く。これは部活に限らず、様々な場面で活用される力だと思います。

そして、地域を跨いで、様々な人との繋がりができることも、武者、ひいては大学ラクロスの魅力の一つです。
自チームの仲間との繋がりは言うまでもありません。毎日の練習を共にし、支え合って学生日本一を目指しているチームメイトとの間には、ベタな言葉にはなりますが、固い絆が生まれます。素直な気持ちをぶつけ合い、議論し、時には衝突もします。そのような荒波の中で、私たちはお互いを知って、信頼し、背中を預け合うのです。

私は普段マネージャーとして、グラウンドではメニューの進行を、グラウンド外では、部活の備品の管理や広報、大会の運営をしたりと、様々な仕事をしています。どれも大きな責任の伴う仕事で、やりがいを感じていますし、先輩や後輩と話し合いながらトライアンドエラーを繰り返す日々は、とても充実しています。
先輩方から受け継いだ、スタッフとして「お世話する」訳ではなく、「自分たちが勝つ」という精神。選手と目線を共にして、学生日本一という目標に向けて、こんなに沢山考え、行動し、情熱を注ぐことになるとは、2年前の自分は全く思ってもみませんでした。
地元から東京に出てきて、色々と不安が大きかったあの日々の中で、ラクロス部に入るという決断をした過去の自分に、私はとても感謝しています。 そして、このブログをここまで読んでくれたあなたにも、感謝の気持ちを伝えたいです。ぜひ、1度練習を見に来てみてください。そして、沢山お話しましょう。あなたの中に、何かアツいものが湧き上がってくるはずです。

ある意味で『武者』として、未知なる団体であるBLUE BULLETSのサイトを覗いてくれたあなた。
私たちと一緒に、学生日本一を目指しませんか。

では、グラウンドで待っています。

3年MG松井絢彩



向田さん 挿入

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