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『一瞬』


2023/03/16

                         
【新歓ブログ2023 vol.3】 栗原敬之(2年/#0)


38期(新2年)でゴーリーをしています、背番号0の栗原敬之です。
友達に誘われて行った体験練習が楽しくて、その勢いのままにBBに入部した。初心者の割にはうまくて、しかもまだ体験練習だったから雰囲気もすごく明るくて、すごく楽しかった。でも日本一を目指していることを考えれば当たり前だが、正式な練習が始まるときつい練習も始まったし、怒られることもあった。そんな中、大してラクロスが好きではないのではないかと思った。そして、大学に入ってもこんなにもきつい部活をやる意味があるのかと思った。正直辞めたいかもと思ったことも何回かあった。

そんな中、僕たちが入部から4ヶ月目標にしてきた大会である新人戦サマーステージがきた。気づいたら自分たちがビハインドで試合終了の笛が鳴っていた。初戦敗退という結果に終わった。試合時間はわずか10分。あっという間だった。
実力不足で負けてしまったということももちろんだが、4ヶ月かけて準備したのにたった8分×2の1試合で終わってしまったということがとても悔しかった。もっと試合がしたいと思った。もう2度とこんな一瞬で終わりたくないと思った。

それから4ヶ月、僕たちは新人戦ウィンターステージで優勝し、この学年の関東王者となった。この大会はすごく刺激的で楽しくて、予選と決勝で合わせて5試合をしたし、予選と決勝の間も1週間あったが、サマーの時とは違う感覚の一瞬で大会が終わった。

いま新2年生として六大戦を戦っていて、そのあとはリーグ戦も待っていて、そして僕にはまだ来年と再来年もある。
でもそんな長いように感じる日々も気づいたらあっという間に過ぎて、自分たちの代のリーグ戦、つまり4年間の部活の集大成がやってくるのだと思っている。そしてその大会も一瞬で終わってしまうんだと思う。
でも僕は、その一瞬のために僕の大学生活を注ごうと強く思っている。

2年G#0栗原敬之



向田さん 挿入

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