#47



【2023ブログ企画 vol.17 徳橋 太巳】(3年BTM#47)


2023/08/24



『学生日本一』


「学生日本一は取れなかったけど、色々なことを経験でき充実した4年間だった。」

自分はよくラクロス部での様々な瞬間を想像する。
嬉しいことから悔しいことまで、何回も繰り返し様々な瞬間を想像してきた。

そして、自分は学生日本一を取れずに引退することになったら、こんな風にラクロス部で過ごした4年間を振り返るのだろうか。

自分はこれでは納得いかない。

練習をしている時も、筋トレ・壁打ちをしている時も、ミーティングをしている時も、只々学生日本一を取ることだけを考えて取り組んでいる。
言ってしまえば、別に充実した4年間を過ごすためにラクロスをやっているわけではない。

ラクロスをやっていて、苦しいこともしんどいこともたくさんある。
自分の武器はわからないし、何をやればいいかわからないこともたくさんあった。

でも、そんな時も「勝つこと」だけを考えてラクロスをした。
学生日本一を取る瞬間を想像するだけで、いつも興奮して震えたしやる気が出た。

だからこそ、自分は「学生日本一」になることに拘っている。結果という形で残したい。
このチームが日本一を本当に取れると思うし、自分勝手な自分でもこのチームを「学生日本一」に導く覚悟がある。



ラクロスは一瞬のスポーツだとつくづく思う。

地上最速の格闘技と呼ばれるだけあって、とにかく激しくて早い。
そして、一瞬の判断ミス・一瞬の気の緩みで全てが決まる。

なのに、試合中のDF時間はすごく長く感じる。
苦しくてしんどいしなかなか終わらない。これでもかと長く感じる。

でも、これもまた終わってしまえば、一瞬の出来事だったように感じる。
辛くしんどい時間も終わってしまえば一瞬の出来事のように感じる。

そんなスポーツを自分は毎日している。
誇れる武器がない自分にとって、一瞬たりとも気を抜いている時間はない。
どんなに長くつらく感じてたしても、一瞬でも気を抜けば終わってしまうスポーツなのである。

まだまだやれることはたくさんあるし、全然足りない。この程度で自分はラクロスを全力でやっているというのは恥ずかしい。限界を決めずにもっともっとやらなくちゃいけない。
プライドを捨て、苦しい時も一瞬一瞬全力で常にプレーするしかない。

それは全ては勝利のため。
一瞬ではない、一生の仲間と一生残る結果を手にするために。

一生の仲間と共に、一瞬に全てを込めてプレーし続け、必ず学生日本一を取る。



3年BTM#47 徳橋 太巳





向田さん 挿入

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