『自信と信頼』
2005/8/29
今年もリーグ戦が始まった。
新チーム発足から9ヶ月、日本一を目指してきた俺たちにとって、負けられない試合が続く。
想像してほしい。
ミス、疲れ、味方の怪我、ジャッジ、劣勢…
負けられないという思いがそこに重なるだけで、焦りと苛立ちは、リーグ戦では加速度的に募る。
それまでの練習を全て否定するかのように、皆が独りよがりなプレイを始め、ベンチ、スタンドはそれをただ罵倒する。
選手個々の自信と、お互いへの信頼がないチームは、大体の場合こんな試合をしてしまうことになる。
せっかくの舞台だというのに。
俺はこんな試合をするために、これまでの日々を過ごしてきたわけでは全くない。というかしたくない。
あまりにもつまらないし、馬鹿馬鹿しい。
確固たる自信と、仲間への信頼を胸に、リーグ戦の舞台に立ちたい。
正直、今の自分に満足できているわけでは全くない。
同じ思いの奴は多いだろう。
足りない体力、足りない技術、足りない力、、
そこに目をそむけることなく、まるごと、今の自分を認めようとおもう。
これまで積み上げてきたものと積み上げられなかったもの、その手持ちのカードを全部曝け出そう。
そのカードは今の僕らの集大成であり、そのカードには自信と責任を持てるはずだ。
これまでの練習は、ひとつのミスで簡単に否定されるようなものではない。
そして、本当に幸せなのは、このチームの仲間を信頼するのは自分を信じるよりも遥かに簡単だということ。
さあ、最高の晴れ舞台。
全てのカードを使い切り、最高の仲間と、勝利をもぎ取りにいこう。
俺たちは強い。上手い。熱い。
We are challenger!!
最高のボイスだな。
待ってろ江戸陸。
GO BULLETS!!
2005年度 4年 MF#15 矢島 義拡