What Brought Me Here vol.2



【2025年度新歓ブログ】What Brought Me Here vol.2


『第一歩』


2025/03/27
3年/FO#5 大河内悠馬





新入生のみなさん、ご入学おめでとうございます!

3年FOerの大河内悠馬です。新生活が始まるにあたって、期待と不安が入り混じっていると思います。大学で何をするか決まっていない人も多いのではないでしょうか。実際、僕もそうでした。受験が終わり、特別することもなく過ごしていたとき、目標を与えてくれたのがラクロス部でした。

僕は高校3年間、メダカの求愛行動の研究に打ち込んでいました。スポーツとは無縁で、運動といえば週2回の体育の授業くらい。そんな僕がラクロス部に入部し、今でも熱中し続けている理由を少しだけ書かせてください。

2年前、合格が決まり、憧れだった東京での一人暮らしが始まり、毎日がキラキラしていました。受験勉強から解放され、目覚まし時計が鳴り響かない生活はまさに至福。友達と遊んで、夜更かしして、とそんな自由な日々を送っていました。しかし、そんな日々を幸せと感じるのは束の間で気づいたらそのキラキラは何も成し遂げられていないという漠然とした不安に変わっていきました。このままでは大学生活を無駄にしてしまうと思い、部活の新歓に足を運びました。

初めてラクロスを見たのは4月頭の新歓試合。そこでは他のスポーツにはない球の速さ、激しいプレーに圧倒されました。そして、先輩方が本気で勝ちに向かって戦う姿に心を奪われました。勝利の後、一列に並んで東大の応援歌を歌う姿を見て、「自分もここに立ちたい」と強く思いました。

最初は不安しかありませんでした。高校3年間ほとんど運動をしてこなかった自分が、日本一を目指す部活でやっていけるのか。でも、「やらない後悔よりも、やって後悔」という気持ちで入部を決意しました。実際に入部してみると、後悔なんてありませんでした。一歩踏み出したことは、人生における「正解の選択」だったと今でも思います。

もちろん、うまくいかないことも多く辛いこともたくさんあります。でも、BLUE BULLETSには優れたコーチ陣、優しい先輩、そして何よりも一緒に頑張れる同期がいます。誰でも努力すれば上手くなれる環境が整っています。辛さを一緒に乗り越え、同じ目標に向かっていくからこそかけがえのない仲間ができました。練習後、一緒に行く銭湯では、疲れや悩みも吹き飛びます。そんな仲間とともに挑戦し続けられるからこそ、僕は今でもラクロスに熱中できているのだと思います。

もし、今「何かに打ち込みたいけど、何をしたらいいかわからない」と迷っているなら、その迷っている時間でグラウンドに来てみてください。別に入部しなくてもいい。無理にラクロスを好きになってほしいとも思いません。でも、一度実際に見たら、きっと僕と同じように心が動くはずです。

大学生活は一度きり。本気で何かに打ち込む経験は、一生の宝物になるはずです。数ある選択肢のひとつとして、ラクロスを考えてもらえたら嬉しいです。そして、ラクロスを選んで、一緒にプレーできることを楽しみにしています。グラウンドで、いつでも待っています。



 



コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です