チームだから叶えられること
2022/08/09
ラクロスという競技すらよく知らなかった4月から、もう4ヶ月が経ちました。 初めは正直、部活というものに入ることすら考えていませんでした。サークル3つくらい入れば、それなりに充実した大学生活になるやろ、くらいの気持ちでした。でもその気持ちが変わったのは、友達に誘われて行ったラクロス部の新歓で知り合ったTSの先輩がおっしゃっていたある言葉でした。
「自分自身が何かで日本一になることは厳しいけれど、チームの一員としてならそれを叶えられる。」
めちゃくちゃ痺れました。そんなことを言える先輩が羨ましかったし、眩しかった。勉強は人並み以上にはできるけれど、1番になることはできなくて。体を動かすことは好きだけれど、競争心みたいなものが全くないからスポーツにはあまり向いていなくて。こんな感じの自分なので、「最高」を目指すということを無意識のうちに諦めていました。ラクロス部に入れば、ある程度のところで満足してしまう自分を変えられるのかな、変えたいなと思いました。 それで、練習に行ってみたら雰囲気がすごく明るくて、同期もコーチも楽しそうな人たちだったので初日でラクロス部に入ることを即決してしまいました笑。割と勢いで入ったところもありますが、あの時の自分の選択に後悔は1ミリもありません。
時々ふと、ラクロス部に入ってなかったら自分はどんな生活を送っていたかなぁと想像することがあります。友達と夜遅くまで遊んだり、漫画を読み漁ったり、1日中YouTubeを見たり…。それはそれで楽しそうだけれど、やっぱり今の自分が1番好きだなと、そう強く思います。
1年MG 西田小夏