二つを天秤にかけて
2022/08/06
初めまして。38期トレーナーの太田百香です。
まずは普段から私達ラクロス部が学生日本一を目指して目一杯練習出来る環境を整えて下さっている全ての方に感謝をお伝えします。
いつも本当にありがとうございます。
ここでは、私のサマーへの思いと部活を通して変化していく自分自身についてお話します。
私は元々1人で行動するのが好きです。高校時代の勉強や部活も皆に合わせるというよりは、自分のペースで行っていたし、自分への投資を最善だと思っていました。
しかしラクロスの魅力に誘われて、入部してからは変わりました。38期の皆と一緒に同じ目標に向かって汗をかいて、皆の為にトレーニングの勉強をして。ラクロス部でトレーナーとして活動する毎日が本当に楽しくて、「こんな気持ち初めて!」と満たされた自分自身に気付きました。自分だけの為より、皆の為に行動する方が合っていたんだなと。
そんな中、サマーに向けてこれからだという7月頭。大阪にいる祖父に急に大病が見つかりました。そこから生活は目まぐるしく変化し、私は実家のお寺の仕事を手伝う関係で、夏休みは東京を離れることになりました。
「こんなに長い間部活に穴を空けてしまい、チームに迷惑がかかってしまう。」一緒にここまで頑張ってきたチームのことを考えると、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。自分を責めてしまって気付けば一日中暗い気分になってしまう、そんな日々でした。
しかし部活の同期や先輩、コーチから、「今はそっちで頑張ってね」と温かい言葉を頂き、私は気付きました。申し訳ないと思ってばかりだとダメだ、自分を責めないで今は大阪で自分に出来ることを精一杯やってみようと。
皆の為の行動は、自分自身を大切に出来ていない限り、本当の意味で皆のことを大切に出来ていないと思いました。
祖父の看病、お寺の手伝いを一生懸命に頑張り、成長した姿の私で部活に戻ります。その日まで離れた所で全力を出します。
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。これからもどうぞ宜しくお願いします。
1年TR 太田百香