『自信』
2011/9/17
法政戦は4Qの途中まで6-8で負けていて、「負け」が頭を駆け巡っていた。
何とかしないといけない、この状況を打開するのはおれだ、と思って
おれなら決められる
おれにパスをよこせ
ボール持ったら自分でゴールに向かおう
おれに勝負させてくれ
頭の中はそんなことでいっぱいだった。
もっと落ち着いて余裕を持てたら良かった、という個人的な反省はあるけれど、果たして「おれに任せろ」と思って、勝負をかけられた人はどれだけいるのかな。
ここ一番の、勝負のかかる場面で、勝負を任せられる人、任せられない人って分かれる。
勝負を任せられる人が増えないと、これからは勝てない。
自分がチームの勝敗に責任を持つ、という気持ちで闘ってきたからおれは自分を信じて、託された勝負に全力で挑む。
いよいよ次の相手は慶應義塾大学。
これまでのどの試合よりも、勝負のかかる場面での勝ち負けの重みが違う。
勝負は常に一瞬で、迷いなんて持っていたら、間違いなく負ける。
「自分」を信じて、「チーム」を信じて、自信を持って、闘えるか、が大事で、それはプレーに大きく影響する。
ひとつのパス
ひとつのGB
ひとつのクリア
ひとつの1on1
ひとつのシュート
普段ならなんてこともないことに妙に緊張したり、びびったりしてしまうかもしれない。
自信のない人は勝負できずに試合が終わるよ
自分の良さを出せずに試合が終わるよ
自分にチームに自信を持とう。
おれは持ってる。
もし、自分に自信がないなら自分で付ければいいんだ。
はったりの自信でいいんだ。
はったりかましてみろよ。
いつか本物の自信になるんだから。
ぎりぎりの勝負を楽しむために、ここにいるんだ。
慶應に勝つぞ。
激闘。
2011年度 MF長 24期 MF#4 牧野 賢