松井



【2023ブログ企画 vol.30 松井 絢彩】(3年MG)


2023/10/13



『言葉の重み』


言葉に重みを持たせるのって、本当に難しい。

私は1年生の時からずっと、自分の言葉の軽さに悩んでいた。私がなにか言葉を発しても、すぐに霧散していくような感覚がある。

最近、私は手当たり次第にTSをご飯に誘っている。それは、来年に向けてTSの仕事を大整理する上で、今のTSそれぞれがしている仕事と、それについて思うことを聞き出すため。

一人一人と喋っていると、やはりそれぞれの熱量に圧倒される。普段は何気なくその仕事をしている所を見ているが、話を聞くと、相当なこだわりをもっていることが分かる。そういう時のTSの言葉は、相当に重い。

少し話は変わるが、夏合宿での同期TSとのミーティングで、私は「魂の会話」がしたい、と仕切りに言った。ただ本音で話すとかそういうことではなくて、互いの信念と信念がぶつかり合うような、でも別に喧嘩をしたいわけではなくて…。そんな思いの中からこぼれ出たような言葉だったと思う。

特にめちゃくちゃ考えてした発言ではなかったし、「魂の会話」という言葉の意味を私はまだはっきりと言語化できていないし、できるようなものでもないんだろうと思う。パッションで受け取って欲しい。

でも、はっきり分かることは、魂の会話の中で発せられる言葉は、確かな実感を持って「重い」こと。それぞれの信念が乗った言葉は、絶対に重い。

言葉に重みを持たせるために何をするべきか。あまりまだ考えは熟していないが、3年目になって分かってきたのは、まずは、普段から考えること。熟考の伴わない言葉は軽い。そして、当たり前だけど行動すること。言ったことはやる。言わなくてもやる。すぐにやる。行動の伴わない人の言葉は、軽い。最後に、信念を持つこと。自分の軸を持つこと。その人の軸に伴わない言葉は、軽い。

長々と私の自問自答を書き連ねるだけになってしまったが、とにかく、私は言葉の重い人間になって、ここまで私を育ててくださった先輩に報いたい。今はただその一心だ。

先輩の言葉を胸に。
FINAL4、やりきる。


3年MG 松井 絢彩





向田さん 挿入

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