23リーグ戦vs武蔵 Game Report

2023年度関東学生リーグ戦 予選Bブロック
第5戦vs武蔵大学 9月17日(日)
＠東京大学本郷キャンパス御殿下グラウンド

○ 4−3 WIN

1Q 1-0
4年AT#55酒主涼平[←4年MF#51阿江来途]

2Q 0-1

3Q 2-2
4年MF#9村上蓮
4年AT#33松本大輝[←4年AT#55酒主涼平]

4Q 1-0
4年MF#9村上蓮[←4年AT#55酒主涼平]

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圧巻の活躍を見せた2年DF#45能見太貴
圧倒的な対人力でボールダウンを量産した

1ゴール2アシストと安定の大活躍でOFを牽引した4年AT#55酒主涼平

DFにクリアに奔走した2年SSDF#7中山喬裕
終始安定したパフォーマンスで堅守に貢献した

要所での2得点
勝利の立役者となった4年MF#9村上蓮

応援部の方々との集合写真 スタンドまで一丸となって掴んだ勝利

大混戦のBブロック、2勝2敗という成績で武蔵戦を迎えた東大は厳しい状況に立たされています。
目下のFINAL4進出には勝利が絶対条件というなか、ホーム御殿下の地で強敵相手に執念の勝利を掴み取れたのでしょうか。
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<1Q>
1Qは東大のペースで進みます。

東大DFは2年LG#45能見太貴を筆頭に堅守を見せつけ、相手に全く決定機を作らせません。
そんなDFの奮闘に応えたい東大OF。多数のショットを放ちますが決めきれず、もどかしい時間が続きます。

そんな中迎えたQ最終盤、4年MF#51阿江来途が得意の俊足を生かしてOFコートに駆け上がり、ゴール横で広く受けた4年AT#55酒主涼平に通し得点、1-0と遂に均衡が破れます。

Q終了間際には相手がファールを犯し、東大ポゼッションとなったところで終了のホイッスル。1-0としてQを終えます。

<2Q>
相手のファールで1分間のエキマンOF始まりでしたが、この絶好の機会はいかせず。
続くDFで相手キーマンの1on1からクリースに通され1-1と追いつかれてしまいます。

その後はこう着状態、互いにシュートを放ちますが、お互いに決めきれない展開が続きます。
そんな中迎えたQ残り2分、お互いがオフサイドの反則を犯しますが協議の結果東大のマンダウンとなります。
ここで魅せたのは4年G#3齋藤晃生、好セーブでピンチを救います。

OFコートに持ち込んだところでタイムアウト、前半最後のOFを練りますが決めきれず、1-1とロースコアな展開で前半終了です。

<3Q>
勝負の後半。
立ち上がりのOFで魅せたのは4年MF#9村上蓮でした。
得意の表1on1から仕掛けバイタルに侵入、相手ゴーリーの股を抜くランシューを突き刺し2-1とリードします。

ところが直後のDFで相手の裏1on1からのまくりショットが決まり2-2とすぐに追いつかれます。
Q7分、裏の酒主選手から表の絡みで抜け出した4年AT#33松本大輝に通り得意のスタンシュー炸裂。3-2とします。
Q残り3分となったところで、相手の表1on1から豪快なスタンシューを決められ、またも3-3と同点に追いつかれます。
一進一退の攻防が続き、同点で3Q終了。

運命は最終第4Qに委ねられます。

<4Q>
運命の4Q。
立ち上がりのOFから決定機が生まれますが、ポストに阻まれるなどして待望の勝ち越し点が奪えません。

Q5分、東大はファールにより痛恨のマンダウンを許します。執念のDFで相手に得点を与えませんが、解除明けにトップで受けた相手選手の強烈なスタンシューを放たれます。
ここはポストに助けられ失点には至らず。時間は徒に経過します。

Q10分、DFの奮闘が実ります。
早いパス展開から薄い位置で受けたのは村上選手。
全身全霊、執念のスタンシューはゴール右隅に突き刺さり、4-3。
会場のボルテージはマックスとなります。

このまま逃げ切りを図りたい東大。

Q残り2分から村上選手、野々口選手のゴール裏でのキープに全てを託します。
もう後が無い武蔵は残り時間わずかとなったところで3人でボールダッシュを狙いますが、キープ力に長けた野々口選手が15秒以上を稼ぐことに成功。
惜しくもラインアウトとなり、ハーフに上がったゴーリーに通されたところで相手がタイムアウトを要求しますが、試合時間は残り6秒となりました。

タイムアウトがあけ、会場中が固唾を飲んで最後の瞬間を見守ります。

エースに託した武蔵ですが、ここは対峙する4年LG#56吉田健人選手が相手の手元を制限しショットを打たせず。
長すぎる6秒の終わりを告げるホイッスルが御殿下グラウンドに響き渡りました。
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