【2023 Freshman blogs vol.31 河野 温希】
2023/08/18
先輩に連れられて見に行った初めてのラクロスの試合で、僕はすっかりラクロスというスポーツに魅せられてしまった。その中でも一際輝いて見えたのはフェイスオファーという役職の選手だった。フェイスオフは数秒間で決着がつく一瞬の勝負だが、試合の流れを大きく左右する。そして、実際にフェイスオフをやってみたわかったことだが、短い時間の間に様々な駆け引きや技術が詰まっており、決して一朝一夕でできるものでは無かった。フェイスオファーはこの一瞬の勝負のために何時間もの練習を積んでいる。
フェイスオファーのあり方は僕の中でラクロスの縮図として存在しており、ラクロスでは膨大な練習を短い戦いの中に濃縮させなければ勝てない。今、僕はサマーに向けて週5日の練習を行っている。ミニゲーム1試合は8分×2クオーターの計16分、交代のことを考えれば1人あたりのプレー時間は8分未満だろう。その短い時間に最高のパフォーマンスを発揮出来なければ、優勝することはできない。
最高の結末を迎えるために、日々の練習に対して最高の8分間を意識して挑んでいきたい。
1年 河野 温希
