【サンディエゴ遠征報告blog vol.5 播磨 拓歩】(3年LSM#43)
2023/08/13
初めに、このサンディエゴ遠征に多大なご寄付をしてくださったOBOGの皆様方、また現地にてサポートしてくださった池さん、けいすけさんに深く感謝申し上げます。このような貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
「なぜ遠征に行くのか」
サンディエゴ遠征が決定してから出国日まで何度も考えました。
リーグ戦を目前に控え圧倒的な成長が求められる中、遠征に行くことが本当に正解なのか、不安を抱きつつ出国しました。
ただ、現地での体験は素晴らしいものでした。
世界最高峰のプレーをこの目で見ることは想像以上に刺激になり、今のプレーイメージの幅を大きく広げてくれています。特にlgのオフェンスへのバリューの出し方は日本では見られないものが多く、非常に参考になりました。
また、自分がラクロスをしている理由を見つめ直すきっかけにもなりました。W杯を観戦したり現地の人とラクロスをしたりするうちに、自分の視野がどんどん広がっていったのです。世界にはこんなにもラクロスをしている人たちがいて、とんでもなく上手い領域で戦っている人もいれば、休日に友達と楽しむためにプレーしている人もいる。目的は人それぞれ違えど、みなラクロスというスポーツが好きなんだということがひしひしと伝わってきて、自分もその内の1人だということに嬉しさを覚えました。
帰国して、出発前の心配は杞憂だったと感じています。日々の練習で理想のイメージに寄せていく作業は楽しく、徐々に上手くなっている実感があります。
また、W杯の会場で見た景色や現地のラクロッサーとの交流で得たものは、ラクロスへの向き合い方を考え直させるものばかりでした。それらは今後行き詰まった時でも広い視野を得る助けになってくれるだろうと感じています。
今後もこの経験を活かして、OBOGの方々にリーグ戦で活躍する姿をお見せできるよう励むとともに、1人でも多くの後輩がこのような経験を積めるようサポートしていきたいと思います。
3年LSM#43 播磨 拓歩