【2023 Freshman blogs vol.24 山中 真央】
2023/08/12
上級生やPLLの試合や練習を見てると思うことがある。「楽しそうだな」ということだ。それは単にふざけているとか、テーマパークで得られるような楽しさではない。それはおそらく、自分が思い描いたプレーを理想通りに、自分のインスピレーションに身を任せてプレーすることによって得られる「楽しさ」である。もちろん、このような「楽しさ」は自分のような一年であっても経験することはある。自分のやりたい1on1をできた時、理想の形でシュートを打てた時などいくつかはあげられる。しかし、その頻度は少ない。では上級生のようにもっと高確率で、高頻度にラクロスを「楽しい」と思えるような状態になれるのだろうか。
答えはシンプルだ。ひたすら練習を、自主練を本気で、意図をもってすることだ。それによって自分のイメージ通りにプレーができるような技術を身につけることができる。ラクロスはそれくらい単純だ。壁打ちした分、自主練した分の差が顕著に現れる。それを感じたのが合宿だ。正直、合宿はきつかった。オフがあったとはいえ、結局朝4:30に起きて自主練に費やした。午前午後の練習はもちろんきつかった。でも、その分上達はした。プレーの質が上がって、多少であっても「楽しい」と思えるような時間が増えた気がする。
つまり、ラクロスは最初から「楽しさ」を得られるような甘いスポーツでない。練習をサボり、つらいことから目を逸らすような人にも与えない。そうではなく、つらい練習を乗り切り、朝早くから自主練をする人にのみ「楽しさ」を与えてくれるスポーツだと思う。これから3年と数ヶ月、よりラクロスの「楽しさ」を理解し、体感できるようにすることが、学生日本一と共に、ひたむきに練習、筋トレをしていくことに対する自分のモチベーションになっている。あとは継続するのみ。絶対にやり切る。
1年 山中 真央