【2023ブログ企画 vol.4 都築 真珠】(3年TR)
2023/07/26
このブログを書いて欲しいと言われた時、私は戸惑った。自分には今正解もないし、悔しくて情けない思いしかしてない。
「学生日本一」
みんなで掲げた目標を目標のままで終わらせないことがスタッフの仕事だと思っている。
私たちは必要なところにボールを置き、フライから帰ってきた選手がすぐボトルを持てるようにする。
それが当たり前であるかのように、ラクロスにだけ集中し上達できる環境を常に用意しなければならない。
そのために変わらなくてはいけなくて、でも変われなくて、また振り出しに戻って。
まだ解決できていないこともたくさんある。
4年生になっても、多分ずっと悩み続けると思う。
ただ、一つだけ、今確実に思うことがある。
「選手に、後悔をしてほしくない。」
これが最後の瞬間、自分は全てを出し切ったと言えるかの判断基準。
勝ち負け問わず1ミリでも選手に後悔が残ったら、私は私の責務を果たせなかったと思うだろう。
時々、私の存在価値を問う時がある。
私の努力は、選手が上達できる環境を作るのに本当に役に立っているのか。
今の私は勝ちに貢献できているのか。
ただ、そんな私よ、下を向いている時間はあるのか?
同期の川嶌が書いたとおり、今の私に存在価値があるかないかは、確実なことではない。
だったら選手の1万倍努力して、必要な人物になればいい。
喰らいつけよ、泥を恐れるな。
今までも悔しい思いをした分成長してきたじゃないか。
期待しなければ傷つくこともないだろう。
でも、今の私は期待せずにはいられない。
この険しい道のりの向こうには
悦びに満ちた、見たことない景色がある気がして。
その景色をこのチームで見れる気がして。
ベンチが私の最前線。
私はユニフォームも着ないし、クロスも持たない。
ただ思いっきり声を出して戦う。
3年TR 都築 真珠