vol24. 1年 小林春菜「やり切る」



やり切る


2022/08/25





初めて練習に行ったあの日からもう3ヶ月が経ってしまいました。驚きです。あっという間でした。
入学当初は、大学生にもなって毎日朝練のために4時台に起きる日々なんて想像していませんでした。ましてやプレイヤーではなくTSとして。
私にとって、部活から始まる毎日は本当に新鮮で刺激的です。

今振り返ってみると、私の中高6年間は「チーム」という言葉からは大きくかけ離れたものであったと思います。部活にしろイベントにしろ、本気で打ち込んだと思えるものがありません。
空っぽな自分が大学に入ってなにができるだろうか。
与えられたものを消化していればそれなりに過ごせていた高校までとは違い、大学では自分で何か見つけなくてはいけない、いや、見つけたい。そう思っていた時に出会ったのがラクロスでした。
自分一人ではなく仲間と本気で何かを成し遂げようとすること、初めての経験です。チームのみんなが日々の練習を乗り越えて成長していく姿を見て嬉しくなっている自分がいます。真っ直ぐに努力し続ける38期のみんなのことを尊敬しています。

一方で、自分はどうか、チームに必要な存在になれているのか。自信がありません。直感でトレーナーになると決めた私ですが、正直難しいです。身体のこと、怪我のこと、トレーニングのこと、知識がないとどうしようもありません。部活での自分の存在意義を見出すためには、最大限を尽くすことが必要だと思います。毎日の練習の中で、プレイヤーのみんなの動きをよく見る、対話を大切にする、知らないことを調べる、先輩に教えていただく。こうしたことの積み重ねがトレーナーとしての自分を作り上げてくれると思います。

引退の時に、やり切ったと思えるように、自分を誇りに思えるように、一日一日を過ごすことが私の目標です。
「学生日本一」
大きな目標に向かうチームの一員になれたこと、とてもワクワクします。

まずは、BLUE BULLETSの一員として過ごす最初の夏を素敵な記憶にできるようにサマーまで全力で駆け抜けます。 最後まで読んでいただきありがとうございました。



1年TR 小林春菜


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