vol.20 1年 宮本龍征「没頭」



没頭


2022/08/21





ラクロス部に入ろうと思った理由の一つに、高校での部活の経験があります。当時バスケットボールに情熱を注ぎ日々練習していた僕ですが、結局最後の地区大会で大した活躍をできずに、3回戦で敗退しました。あの時こうすれば良かった、という後悔が尽きることはありません。ここで終わりたくない。あの時の悔しさを学生日本一という形で晴らしたい。そんな思いがあり、入部を決めました。
そうして入部した僕を今熱くさせているのは、なんといってもラクロスの楽しさです。壁打ちをするたびに上達を感じる一方で、トッププレイヤーとの差は果てしなく大きい。そして周りには、自分と同じくラクロスが大好きな同期がいる。日々、気がつけば上達のために何ができるか考えています。
もちろんいつも楽しいことばかりではなく、挫折を味わうこともあります。初めてBチームの練習に参加して何も通用しなかった時。早稲田のプレッシャーに押されて何度もターンオーバーした時。普段の練習でなかなかシュートが決められない時。こういったフラストレーションを感じる時こそ、僕はすぐに自主練に行きます。学生日本一を目指す選手がこんなことではダメだ、と。 ラクロス部で過ごす4年間のうちの1割がもう過ぎていて、待ち遠しかったサマーはすぐそこにある。時の流れの速さを感じますが、焦りすぎず、今まで通りやれることをやっていきます。サマー優勝、その先へと駆け抜けていきます。応援よろしくお願いします。


1年 宮本龍征