vol.18 1年MG 中島茉保「38期イズム」



38期イズム


2022/08/19





初ゼミ小論文の執筆にあたり参考文献を読む中で、印象に残った箇所があります。
ナショナリズム、すなわち、”われわれ”意識、自集団への所属意識。それは、「共通の記憶」をもつことである、というものです。
私は5月半ばになって入部を決めたわけですが、大した理想とか気概だとかを持ち合わせて入部したとかそういうわけでは正直なくて、開いたドアに飛び込んだ、そんな感覚でした。
その先に待っていた眩しいくらいにまっすぐな38期、そしてそれ以上あるんじゃないかと思うくらいのパッションを持つFcoachesとの出会い。
その熱量もまっすぐさも明るさも私が持ち合わせていなかったもので、それに惹かれ学ぶことも多い一方、戸惑うこともありましたし、今でもうらやましいなと思うこともあります。
こんな私をも38期の一員たらしめているのは「共通の記憶」なのではないかと、文献を読んでふと思い至りました。
同期の顔と名前すら一致していない状態で臨んだ学習院戦。
誰がボールマンなのか言えて嬉しかった獨協戦。
はじめてユニフォームで試合をした日体戦。
合宿初日の砂ぼこり。
帰るときにはグラウンドが水田みたいになっていたこと。
これら一つ一つの「共通の記憶」の積み重ねが「38期イズム」とでも呼ぶべきものを私の中に、そしてみんなの中に育んでいくのだと、今感じます。
サマーが終わったあとに38期が持つ「共通の記憶」は、”われわれ”らしい明るいものが似合うと思います。
グラウンドで躍動する38期プレイヤーの姿。
私たちTSのウォッチが、東大リードの状態で0になること。
そのあとに、みんなで喜び合えること。



1年MG 中島茉保