【2023 Freshman blogs vol.9 三橋 稜】
2023/07/26
まずはサマー優勝。そして日本一。
39期全員の共通の目標として掲げられているこの二つに、(諸事情があり)残念ながら自分はプレイヤーとして直接貢献することはできない。では、なぜラクロス部に入ったのだろうかと思う人が多いだろう。入部時はそこまではっきりとした理由を持たずに入部したが、ここまで信念をもって続けている理由は分析すれば以下の二つがあげられると思う。
まず一つは、ラクロス部のコミュニティである。ありきたりな回答かもしれないが、今まで続けていたサッカーではなく、ラクロスというスポーツを大学から始めた理由はここにある。基本的に人間は他人に無関心である。しかし、普段の練習でぶつかりあって、一緒に壁打ちや筋トレをしたり、発展するためにZoomにつないだりすることで、何か他では得られないつながりを築けると感じた。周りの39期が練習にいなければもちろん気づくし、練習の中で、他の選手の存在だけでなく、彼らの調子にすら気づける。他人に必要とされているとまではいかなくとも、自分という存在がただただ無意味な存在ではなく、チームのピースとなることができる、そんなラクロス部という居場所はすごく心地の良いものであった。
そして二つ目は、自分にまだ還元できるものがあると感じるからである。自分は決してプレイヤーとして突出しているわけではないから、還元などという言葉は少し傲慢かもしれない。でも、自分の1on1によって練習中に相手のDFやOFが少しでも向上するのなら、自分のチェックアップの声かけによって味方が対面に意識を向けることを習慣化できるなら、自分のゴールによって他校に勝てるのなら、自分がラクロス部にいる意義はゼロではないと感じている。
今、この時期の努力がサマーの勝利に間違いなく不可欠だ。サマー優勝を掲げて頑張っている39期の仲間に劣らないというより、彼らを刺激できるくらいの努力を自分も重ねていきたいし、それがすごくお世話になったラクロス部というコミュニティへの、自分のできる最大の恩返しであると思う。
最低目標:39期のチームメイトが頑張るモチベーションの一部になれるよう、自分自身が最大の努力を重ねる。ピッチ内外での発信を続ける。
最高目標:39期のチームメイトが、あいつがいてよかったと思うような選手になる。
1年 三橋 稜