【2023 Freshman blogs vol.37 武田 慶太】
2023/09/04
朝4時15分に起きて、家を出る。始発に乗って、駒場に一番乗りする。そんな生活を続けられた理由は紛れもなく、ラクロスをする楽しさだった。この競技を始めて未だ数ヶ月、やればやるほど上手くなるのが何よりも嬉しかったし、楽しかった。
39期の出だしは最高のものだった。
初めての対外戦である五月祭の早稲田戦、脳筋フェスでの日体戦にどちらも大勝して、これまで勉強ばかりだった俺達がスポーツで名だたる大学に本当に勝てるのだと分かり、希望に満ち溢れていた。
しかしサマーが近づいてきた7月8月、僕たちは練習試合で3連敗を喫した。
確実に練習が足りていなかったと思う。
それが分かってからはそれまで以上に壁打ちしたし、キャプテンズに立候補して周りへの要求も高めた。毎朝始発には乗り続けた。
その甲斐あってか、みんなの意識が確実に変わったのは感じたし、合宿中毎日続けた日の出シュー練は毎日来る人が何人もいた。(最初に行くのは毎日僕だったが)
夏休みに入って、僕はラックスに入居した。
ラクロス漬けの生活を送るためであり、同期に覚悟を見せるためでもある。
夏休みの練習は濃いものだった。緊張感は日に日に増した。
それはそれまでの39期の練習に足りていなかったものだった。
予選前に行われたフレッシュマンカップで、その差は法政に逆転負けという結果として如実に表れた。もうこんな思いはしたくないと、皆が思ったことは間違いないだろう。
そうしてサマー予選を迎えた。想像以上にふわついてしまった自分が情けなかったが、チームみんなの力でαチームは難なく予選を突破できた。フェイスオフ前のあの胸の高まりがまた味わえると思うと幸せだ。
Fチームといえど、BLUE BULLETSの名を背負うからには、恥ずかしい戦いはできない。
ここまでラクロスを教えてきてくれたFコーチをがっかりさせたくない。点を決めて、アシストをしたい。39期と勝ちたい。
思いは挙げ続けたらキリがないが、結局熱い言葉を長々と並べていても意味がない。
スポーツは結果が全ての世界。結果で見せるしかない。
でも自信を持とう。
39期は望む結果を手にするに値していると、僕は信じている。
信じるしかない。
明日、俺たちのラクロスを見せよう。
1年 武田 慶太