吉田



【2023 Freshman blogs vol.33 吉田 まいあ】


2023/08/21



『チーム』


「努力を努力と思わないくらいがんばらないといけない。」

夏合宿初日にキャプテンズがみんなに向けて言っていた言葉。
今日は頑張ったとか努力したとかってつい簡単に言ってしまうけど、結果がでてはじめて普段の取り組みを努力と認められることができると思うし、結果が出ないとどんなにそれまでがんばったつもりでももっとこうすればよかったとかああすればよかったとか後悔が出てくるだけで、努力したことにはならないんじゃないか。どんな形であれ、現状に満足しないで結果が出るまでひたすらに頑張りぬく人が本当に努力している人なんだと思う。

BBにはそういう人たちがいっぱいいる。体験練習に行ったとき、駒場のホッケー場の真ん中でプレーについて真剣に話し合っていた先輩方の姿は印象的で今でも覚えている。勝ちにこだわって、目の前のことに全力で取り組む。こういう人たちの一員になりたい、そう思って入部を決めた。

だけど入部してから、「自分はチームの一員になれているのか」と考えることがよくあった。自分はプレーヤーとしてこのチームに入ることは出来ないし、せいぜい応援することが精一杯なのかもしれない。初めはなんとなくそういう風に考えていた。

数日前に開催されたフレッシュマンカップ。決勝戦で負けたのは本当に悔しかった。普段テレビなどで応援しているチームが負けた時の悔しさとは違って、部活の選手時代に試合で負けたときに感じたような、チームのメンバーとしての悔しさ。自分はこれまでチームが勝つための取り組みをできていただろうか。ただ与えられた仕事をこなすだけになっていなかっただろうか。

実際プレーするのは選手。だけど勝利を掴むのは選手だけじゃないと思う。TSだからっていって選手より頑張らなくていいとかはないし、むしろトレーナーの自分は選手の先に立って頑張らないといけない。もっとチームの一員としての自覚をもって本気で取り組まないといけない。

先輩や同期と比べても頼りないし、努力量も全然たりていない。長期的な計画を立てるのは苦手だし、効率も悪い。だけど自分が今やってることが成功につながると信じて全力で取り組むことはできるんじゃないか。中高の部活でもなんでも、落ち込んだり停滞することはあったけど、なにもできない状態からなんとかそうやって結果を残してきたんだから。

時間はかかるかもしれないけど、目の前のことから逃げずに向き合って勝利に貢献できるように頑張ります。チームの一員として。



1年 吉田 まいあ



向田さん 挿入

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