【2023 Freshman blogs vol.21 小椋 啓史】
2023/08/08
自分はこれまで他の大事な何かを犠牲にしてまで全力で取り組めるものに出会ったことはないし、他の誰のことも気にせずに感情を爆発させられるほど夢中になれるするものにも出会ったことはない。そして例によってラクロスもまだ今の自分にとってそのようなものではない。
感情が自分の中から溢れ出るような経験をしたいし自分にとってラクロスをそういうものにしたい。しかし、そんな感覚はいつか勝手に降って来るものではない。自分で作り出すものだ。苦しい中でも自分の甘さに負けず努力を重ね、それが報われる歓喜の瞬間に立ち会えたその時に初めて得られるものだろう。
考えてみればBlue Bulletsに入部した理由はやり切ったと思えるような経験がしたかったからだった。自分のこれまでの人生は何を取り組むにも他の何かを言い訳にして妥協してばかりのものだった。そして、入部してからの3ヶ月、言うまでもなく自分は必要な努力を怠ってきた。
しかし、今は自分の実力に向き合い努力を重ねるしかない。言葉で言うのは簡単だけど体力的、精神的に辛い時に自分に厳しく努力を続けることは簡単ではない。この夏どれだけ自分を追い込めるか、練習一つ一つにどれだけ上手くなりたいと言う気持ちを持って取り組めるか、それがこれからの自分にとってのラクロスの価値を決めるだろう。
この期に及んでこんな低次元なことしか書けない自分が正直めちゃくちゃ情けないけど、今は自分と向き合って全力でやるしかない。絶対に妥協しない。ここで決意したからには覚悟を持って。
1年 小椋 啓史