向山



【2023ブログ企画 vol.5 向山 卓実】(3年G#12)


2023/07/27



『責任』


部活をやってる理由は人それぞれだと思う。
俺の場合は、自分を認めるため。

高校までは、何かに熱量かけて取り組むって経験が無くて、勉強も運動も遊びも全部そこそこやってそこそこ上手くいってた。コスパ的なことでいうとその方が良いだろうし、賢いと思う。大学でも、バイトやってサークルやって中高の友達と遊んでインターンやって、みたいな人生の方がコスパいいと思うし、実際そう過ごした時期もあった。

だけど、何に対しても本気になれてないダサい自分でいることに自分自身が耐えられなかった。
部活や自分のやりたいことに本気で打ち込んでる友達がかっこよくて、それに比べて自分がダサくて嫌だった。
だから、自分を認めることができるように部活に本気になるって決めた。

週5の練習に加えて筋トレ週4.5回やって報告する、自主練も発展もやるし、ミーティングではしっかり意見言う。
しんどいけど、やるべきことをしっかりやり抜くのが自分を認めるためには必要だったからやるしかないし、やること徹底できてる自分はようやく好きでいられる。

俺が部活をやってる理由がこれってだけで、部活をやる理由なんて本当に人それぞれで、そこに優劣はない。
だけど、この部活が学生日本一を目指す部活である以上、この部活に属する人はそれに見合った行動をする責任が生まれる。どんな理由であれ、この部活にいるってことを決めたのは自分なんだから自分で責任持ってやり切る。プレイヤーなら、午前練習して午後筋トレやって自主練やって発展して、次の日また練習に行く。それを徹底するのがこの部にいる部員の責任で、簡単に練習休んだり寝坊したり、何か言い訳つくって筋トレ壁打ちサボるやつには部員の資格は無いと思う。

ただ、その責任を毎日完璧に果たすのが難しいことなのは間違いない。その時に自分がなんで部活をやってるのか、理由を言語化できるとブレないでいられるし、自分の責任も自覚できる。だから、自分が部活やってる理由をスカしたりせずに言語化して、チームメイトに開示できたらいいと思う。自分を開示する中で自分について理解するし、開示することで責任を自覚する。

長々書いたけど、部活をやってる理由とか部員としての責任とか、そんな話は結果の前ではどうでもよくなっちゃうのが現実で、ラクロスが勝負の世界である以上過程よりも結果の方が何倍も重みがある。もちろん努力して結果出すのが最高にカッコいい。だけど、練習サボりまくってても勝てばカッコいいし、必死に練習しても負ければダサい。

俺達は、個人としてもチームとしても上手くいかない時期もあったけど、逃げずに向き合って、決断して、やることやってきたチーム。あとは結果で示すだけ。

部員としての責任に向き合って努力し続ける。
勝ち続けて学生日本一を実現する。

日本一カッコいいチームになることを目指して。



3年G#12 向山 卓実



向田さん 挿入

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