『互いの覚悟』
2024/11/25
【2024Fウィンターブログ企画 vol.8.1】 中村 響平 (FC)
FのDFコーチの打診を受けたとき、正直まったく自信はなかった。
4年間何も考えずただ走り回ってた自分に何も教えられることはないだろうし、もしあったとしてもそれをうまく伝えられるほど器用じゃないと思ったから。
晃生にうまく言いくるめられて、気づいたらコーチになってもう2ヶ月。
案の定上手くいかないことも多いけど、それ以上に楽しさを感じる瞬間が増えてきた。
なかなかできなかったことができるようになったとき、それが試合で実を結んだとき、現役の時とは違った高揚感を覚える。
その瞬間が今はたまらなく好きだ。コーチとしての自分を肯定できる。40期のもつ可能性 にワクワクする。
だからこそ、もっとできるはず。もっと上手く、もっと強くなれるはず。俺がコーチになる前の夏合宿は、今に比べたらみんなすごく下手ですごく弱かった。あと1ヶ月あればどこまでも成長できるはず。
そのために自分も覚悟を決めて向き合う。教えられることを余すことなく教える。ラクロスの技術はもちろん、部活への向き合い方や仲間の大切さも含めて。
この部活に育ててもらった恩をいま、40期にぶつける。ウィンター優勝、その先の学生日本一のために。
残り1ヶ月、同期だけで臨む最後の舞台。
何が起こるかわからないけど、何が起きても大丈夫。そう思えるぐらいに準備しよう。互いに強い覚悟を持って。
