『感謝』
2024/11/22
【2024Fウィンターブログ企画 vol.5】 小林 暖 (DF)
初めてラクロス部の存在を知ったのはテント列での新歓だった。
そこで徳橋さんに声をかけてもらったのだが、長野から上京してきてひとりぼっちだった
自分はそれだけで嬉しくて新歓に行くことに決めた。実際六大戦に行ってみると先輩たちは楽しそうにラクロスしていたし優しくラクロスを教えてくれた。
振り返ってみれば別に自分は日本一っていう言葉に惹かれて入部したのではないのだと思う。一人で寂しかったから友達がたくさんできそうで楽しく運動できそうな BBに入部したいっていうかなりダサい理由だった。
でも実際にラクロスを始めてみると先輩たちや同期の熱量に圧倒された。五月祭での東商戦、自分は初めての試合楽しみだなぁぐらいの軽い気持ちだった。でも敗戦後、中には悔し涙を流す仲間もいた。
自分の考えと周りの熱意との差を感じながら練習に取り組むのは正直なところなんだか後ろめたい気持ちでいっぱいだった。仲間の熱意に合わせようと努力して自主練もし、サマーに臨んだ。結果としては予選敗退ではあったものの自分の中ではある程度の満足感が得られた。本当の意味での「仲間」に一歩近づけた気がしたからだ。ただ一緒にご飯とかに行ってダベるだけの関係性を超えて、互いに信頼し合い不足を指摘し合えるようになっ てきたと感じられた。
今までラクロスを楽しく続けられているのは多くの方のおかげだ。
ホントに嫌なことや辛い練習があっても続けられるのは周りで励まし支えてくれたり、明 るく振る舞ってくれたりする仲間がいるからだ。
部活動を始めることを快諾してくれた家族
ラクロスへの向き合い方を背中で教えてくれる上級生
颯爽と練習環境を整えてくれるMG陣
早くきてケアしてくれるTR陣
ためになるデータをポンって出してくれるAS陣
おちゃらけてるけど真剣に向き合ってくれるたいきさん
寡黙だけど的確なアドバイスくれるらいとさん
明るい声で盛り上げてくれるこうせいさん
朝早く来てfo育成してくれる村田さん
dfの課題を一緒に考え一生懸命に教えてくれているきょうへいさん
ちょっぴり怖い石川さん
癖と主張の強いof陣
最後の砦として安心感と信頼感が抜群のゴーリー陣
40期の看板と言っても過言じゃないショーディー陣
そして気分の浮き沈みがすごいが互いに高め合っていける大好きなlg陣
いつもは恥ずかしくて感謝を伝えられてない。
けれど練習に励んで上手くなってウィンター優勝したいって素直に思えるようになったのは間違いなくみんなのおかげなんだ。
残されたのは一ヶ月。
長いようで短かった40期でのfチームとしての活動もあと少し。
限られた時間で最大限上手くなってウィンターで優勝する。
そして嬉し涙と共に普段口に出せなかった言葉を伝えるんだ。
「ありがとう」って。