『前へ』
2024/12/14
【2024Fウィンターブログ企画 vol.27】 小林 大悟(BTM)
朝4時半、アラームが鳴る まだ寝たいという感情を押し殺し、寝ぼけ眼を擦りながら支度をする
毎朝始発の電車に乗って、グラウンドに着いてもまだ空は薄暗くて気分も上がらない これをずっと続けることは普通に考えたらしんどい事だし、1人でやれって言われたら一週間も持たない気がする 出来ることなら長い時間寝てたいと思う
逆に言えば同期に会える、練習できるという事がこれほどまでの原動力をくれる
一日の大半の時間を共に過ごして、Winter優勝という同じ目標へ向かい努力を重ねる
8ヶ月前まで赤の他人同士だったのが嘘だと思えてしまうほどにお互いのことを理解し信頼している
俺はそんなこのチームが好きだ
だからこそWinterを優勝するという結果にはこだわりたい
この最高のチームで見る一番の景色がどれほど素晴らしいのかをこの目で見たい 12月に入ってWinterが刻一刻と近づくにつれていろんな感情が渦巻くようになっていった いまだに残る自身の課題への焦り
あと少しでFチームが終わってしまう、Fコーチがいなくなってしまうことへの寂しさ 全力で努力したのに結果を残せなかったことへの恐怖
そういった感情が一瞬後ろ向きな気持ちにさせる
でももうそんなことしている時間はない
ここからあと3年間の付き合いになる40期と最初の最高の思い出を大宮けんぽグラウンドで作りに行く
優勝した景色を想像したらまた前を向こうと思える、まだ俺たちは上手くなれると思える Winterまであと一週間、今までの弱い自分は捨てこのチームとともにただひたすら前へと進む
