『感情』
2024/12/9
【2024Fウィンターブログ企画 vol.22】 福家 瑞輝(FO)
怪我でサマーの欠場が決まってから4ヶ月。
たった4ヶ月。このわずかな期間で、どれだけ悩み、どれだけの感情を味わっただろうか。
自分と向き合うのが苦手だ。自分の怠惰を、弱さを受け止めるのが辛いから。ずっと楽な方に流れて適当に生きてきたし、どうせこれからもそうなんだろうなって、心のどこかで自分を見放してた。
この部活に入ったのも軽い気持ちだった。でも、自身と向き合い続けて、敗北を乗り越えていく同期たちは、俺に力をくれた。変わりたい、って思わせてくれた。みんなに追いついて、追い抜かして、勝利に貢献したいって、そう思った。
4ヶ月。上手くいかないことばかりだった。むしろ、上手くいったことなんてほとんど無いかもしれない。同期はみるみる成長してるし、足はずっと痛いし、FOは全然勝てないし、腕もめちゃくちゃ痛いし。でも、俺なりに、俺に向き合ってみた。だからこそ気付いた成長もあった。遠回りばかりだし、たまに道を戻るけど、それでも前に進もうともがいた。4ヶ月の間に味わった数え切れない感情は、その証だ。
ウィンターまであと12日。
コーチたちと40期で、優勝の感情を。
