2019 blog vol16



『肩を並べて』


2019/5/29


ラクロス部に入って四年目、たくさんの写真を撮ったり撮られてしてきた。好きな写真がすごく多い。デスクトップやラインのホーム画面はずっとラクロス部の写真だ。引退したら写真立ていっぱい買うんだろうなと今から思う。
ただ、嫌いな写真がいくつかある。それは、一昨年のリーグ戦、獨協戦後の原と鍛冶と神藤の写真であったり。去年のリーグ戦で、点とった成田を、黒木や先輩たちが囲ってる写真であったり。FINAL4で、サドンビクトリー勝って集まって喜んでる写真であったり。

三年ちょっと、チームメイトとずっと一緒にいる。ラックスに入った最近は特に文字通り四六時中。いろんな話をするし、どんな話をするのも好きだけど、苦手だなと思う話がある。去年のFINAL4感動したなあとか、FINAL楽しかったなあとか、一昨年の海外遠征はどうだったなあとか。もちろんみんなまったく悪意なんてないんだろうけど、どうしてもいろんな感情が巻き上がる。先輩にも同期にも申し訳なくて言えてなかったけど、去年のFINAL4まったく感動しなかったし今でも見たくないと思う。新歓でさんざん見せられたけど、本当に嫌だった。

ラクロス部に入ってからずっとチームの中心になりたかった。同期と肩を並べたかった。お前のおかげで勝ったと言われたかった。でも現実は、サマーはβで、ウインターはほとんど出てなくて、あすなろはセットに入ったもののモブMF。
2年の夏、色んな葛藤を経てFOerになった。お世辞かわからないけど最初のころからうまいうまいともてはやされたし、星名さんの背中を見て育ったから、なぜか勝手に、3年で2本目になって4年になったら日本一のFOerに当然なっているんだろうと思っていた。でも実際は、去年はリーグ戦もプレーオフも出れなかった。4年になって、やっとチームの中心になったと思ったのに、いまだに凡のFOerを抜け出せていない。最高に調子がいいと思った五月祭も、最後までフィールドに立ってすらいられない。一方仲のいい二人はDS。自分が何もできなかったFAL戦で、FAL相手に3点取ったやつがいる。悔しくて悔しくてしょうがない。

このチームが好きで好きでしょうがないからこそ、つらくてしょうがない。
成田は、考え方全く違うからよく口論になるけど、おれのことをよく見ていて目線を上に上に引っ張っていってくれるから好きだし。
黒木は、おれのウイングはめちゃめちゃ燃えるって去年から言ってくれてて好きだし。
原は、昔おれがメンブレしてた時に、めんどくさかっただろうに相談のってくれたから好きだし。
神藤は、面白いボケかますから好きだし。
鍛冶は、めちゃめちゃ好き。

これだけ好きなメンバーが今、チームの中心で活躍しているのに、自分は何もできていない。彼らを後ろから追いかけることしかできない。2年前彼らが出ていたリーグ戦を見ていた自分と、去年FINALで活躍してた彼らを見ていた自分と、何も変わっていない。
こんなに素晴らしいチームメイトと日本一を目指しているんだ。自分は当然日本一のFOerにならなくてはならない。それくらいじゃなきゃ、肩は並べられない。日本一のFOerの背中をずっと見て育ってきた。みんなもOBも、東大FOerは勝つものだと思っている。だから、自分は当然日本一のFOerにならなくてはならない。
怪我くらいさっさと治してまた走り出したい。走りださなければならない。

いろいろとぐちゃぐちゃ書きましたが、言いたいことは一つです。

こんなに好きなチームで、みんなと肩を並べて日本一になれたら、嬉しいだろうな。

32期 #17 岩崎遼登

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