2019 blog vol14



『ここにいる理由』


2019/5/17


ラクロスは楽しくないし好きじゃないvこれまでの三年間思ってたこと。
いつまでたっても下手で全然上手くならないし、楽しかったことなんてほとんどない。
それでも続けている理由はただ一つで、この部活なら日本一になれると思ったから。
充実した四年間を過ごすとか、ラクロスを楽しくやるとか、そういうのは個人的にどうでもよくて、日本一になることが全てだった。

だからこそ、去年の関東FINALの後はとても印象的だった。
駒沢第二球技場の横の広場では多くの先輩たちが笑顔で写真撮ったり話したりしてて、そんな先輩たちを見て自分たちや後輩も笑っていた。
側から見たら、一点差で敗れ日本一まであと一歩届かなかったチームとは思えないほどいい雰囲気だった。
あの時の俺は、このチームで日本一になれなくて残念だったけど、さとしゅんさん中心にとてもいいチームで楽しい一年を過ごせてよかった、そう思っていた。
目指してたのは日本一のはずなのに、一点差で勝てなかっためちゃくちゃ悔しい試合なのに、試合終了間際俺がClearミスして早稲田に追いつくチャンスをなくしたのに、このチームでFINALを戦えてよかったと思ってしまっていた。
今思えばあの感覚は違和感しかないものだった。

17シーズンの最終戦が終わった時はあんなに絶望していたのに、昨シーズンの終わりはなぜか楽しかった。
プレーオフに出れたかどうかの違いは大きいけど、日本一になれなかったという点では同じなのに。
理由は簡単だった。v俺たちの中でFINAL4に出ることは当たり前と思っていたけど、FINALに出ることは当たり前じゃなかった。もちろん、FINALで勝つことも。
だから、日本一になれなかった悔しさはあったけど、楽しいシーズンだった、あんな会場でプレーできてよかったと感じたんだと思う。
これは早慶との大きな違い。
Falcons倒して日本一になるって考えてるチームに、少なくとも俺は目線が違って勝てるはずなかった。
今まで日本一になったことがないし、FINALで勝つことを当たり前になんか思えるはずないけど、それを当たり前にしていかないといけない。

今シーズンはその一歩目。
BLUE BULLETSの歴史を語る上で欠かせないシーズン。
勝者であり続け、日本一になる。

そして日本一になった駒沢陸上競技場のグラウンドで、ラクロス楽しかったなって思えたらまじ最高。

32期 #11 成田悠馬

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