『大舞台を前に思うこと』
2014/11/02
ここまでのリーグ戦は、戦術をうまくやりくりすれば、どうにでもなった
ある程度の力さえあれば、ここまでは来ることができる
でも、ここからの戦いは違う
それは去年、一昨年の Final4 で痛いほど思い知った
ここぞという場面で個の力で圧倒されて、エネルギーを失った
今の東大には、ここぞという場面で自分の力で打開する覚悟を持つものがどれだけいるだろうか
ここぞという場面で相手を止める気概を見せられる者がどれだけいるだろうか
ベンチからチームを奮い立たせる声やアクションをし続けることをできる者がどれだけいるだろうか
スタンドで最後の最後まで、勝利を信じ続けられる者がどれだけいるだろうか
明日の試合は、どうなるか分からない
開始10分で立て続けに失点するかもしれない
良いゲーム運びをしていても、簡単に逆転されるかもしれない
しょうもないミスから失点することもあるかもしれない
でも、つらいときや負けるかもしれないと思ったときは、俺を見てほしい
もし東大の勝利を信じることができなくなるようなことがあったら、俺を見てほしい
そこには、最後の最後まで、勝つために、戦いつづける姿があるはずだ
最後の最後まで、ボールを奪いに行き続ける姿があるはずだ
これまでは、なんでこのチームはこんなに弱いんだろう。こんなに下手くそばかりなんだろう。と思っていた
でも、今は違う
俺らならできる
俺はまだやりたいことがある
まだみせたいことがある
まだまだうまくさせたいやつがいる
このメンバーでまたラクロスしよう
まだ俺らは負けられない
負けられない理由がある
負ければ引退
勝てばFinal
すごくワクワクする
ワクワクする舞台にまた立てるように
走って走って走りまくって
勝とう!!
2014年度DF長 4年LG#12 室伏祐輔 『大舞台を前に思うこと』