『人間的成長なくして技術の向上なし』
2011/11/3
「人間的成長なくして技術の向上なし」
この言葉を初めて知ったのは2年生の時22期のG齊藤さんが言っていたから。その時は何でもない、よくある名言っぽい言葉だなとしか思わなかった。(後から知ったんだけど、これはノムさんの言葉らしい)
でもこの部活を4年間やってきた今ではこの言葉が真理だと思ってる。
人間的成長とは心技体の「心」の部分を強くすること。
その「心」のなかでも大事だと思ってるのは感謝の気持ちと覚悟を決めるっていうことの二つ。
ラクロスばっかやっていることを応援してくれている親、これまでの東大ラクロス部の伝統を作ってきてくださったOBOGの方、試合前たくさんの差し入れを持ってきてくださる保護者、白糸の方、大井のスタンドを全力で盛り上げてくれる応援部
この今ある環境、それを作ってくれた人、支えてくれる人を当たり前なんかと思わずに感謝の気持ちを忘れない。
そして多くの大学は今年のシーズンが終わって4年生は引退してるこの時期に本気でラクロスできること、学生日本一を目指せることに感謝しよう。
そうすれば、感謝の気持ちを持てばfinal4で負けて引退すること、この今ある環境が無くなってしまうことが本気で怖くなってくる。
負ければ来週には11’Blue Bulletsは終わっていて練習がもうできないということを考えると怖くなってくる。
そもそも本当に日体に勝てるのかどうかも不安になってくる。
覚悟を決めるっていうことはこの怖さ、不安から目をそらさず、真剣に向き合ってこれを乗り越えて初めてできるんだと思う。
それでこそ激闘。
覚悟を決めよう。
漠然と勝てる気がするって思ってたり、勝ってくれるだろうと信じているのでは試合中の逆境を跳ね返せない。
フィールドだけじゃなくスタンドを含めたBLUE BULLETS全員が覚悟を決めてfinal4日体戦に臨もう。
それが勝負に挑む精神なんだ。
学生日本一になるために、覚悟を決めよう。
2011年度G長 24期 G#2 新井 正貴