『全力』
2010/10/17
真っ向勝負とは、いかなる状況においても
目の前の敵に勝つために自分が「今」何をすべきかを考え、
全力でやり抜くことだと思う。
そしてそれを全員が最後まで貫き、
必ず学生王者になると決意して僕たちは全力で走り続けてきた。
リーグ戦での戦いはどれも厳しいものばかりだ。
互いの実力をぶつけ合い、その上で両者のほんの僅かな差が勝敗を分ける。
全身全霊で立ち向かってくる相手と向き合う度に、
僕たちの戦いは常に負けと隣り合わせであることを思い知らされる。
まして次の舞台は FINAL4だ。
これまで以上に厳しい戦いになることは間違いない。
僕たちがこれまで積み上げてきたものを全て出し尽くしても、
それでも絶対に勝てるとは言い切れない。
でも、だからこそ僕たちは最後の一瞬まで全力で戦い続けよう。
一つ一つ全てのプレーに。
選手に手渡すそのボトルに。
チームを導くその言葉に。
そして仲間のために張り上げるその声に。
ありったけの情熱を、ありったけの想いを込めて戦おう。
僕らが目指すものは、きっとその先にある。
いざ、真っ向勝負。
2010年度 4年AC 近藤真司 『全力』