『悲願の日本一に向けて』
2009/5/4
2009年度東京大学運動会ラクロス部男子BLUE BULLETSの主将を務めます、MF#17伊部智信です。
2009年度、僕たちBLUE BULLETSは、悲願の日本一を達成するべく、以下の3つを柱としてチームの理想像を掲げることにしました。
チーム理念「東大から日本へ貫く感動を巻き起こす集団でありたい」
チーム精神「勝利への執念と、今に懸ける覚悟を胸に、日本一たる誇りに生きる」
チーム目標「全日本選手権優勝」
2008年度、BLUE BULLETSは関東学生リーグ準優勝、全日本選手権1回戦という結果を残しました。つまり、あと3回勝てば目標を達成することができました。
しかし、それは同時に、「日本一」という頂が、あと3回の勝利が、どれほど重いものであるのか、どれほど自分たちと距離があるものなのかを痛感する結果でもありました。
東大は近年では、2005年度関東学生リーグ優勝、全日本選手権準優勝という成績を残していますが、過去日本一の栄冠を勝ち取ったことはありません。
また、ラクロス界として、ここ5年以上にわたり、学生ではなくクラブチームが全日本選手権を制覇しており、クラブと学生の実力差は年々広がってきているといわれています。
そう、日本一は遠い。果てしなく遠い。
時として、その目標さえも見失ってしまうほど遠いのです。
でも僕らはそれでも頂のみを目指して走り続けます。
ひたすら追い続けます。
去年感じたリアルな日本一への距離感と、それを埋めていく覚悟、
過去何年間と、日本一を目指して散っていった先輩たちの想い、
そして、何よりもこのBLUE BULLETSでより輝いていく自分への期待、
そんな気持ちが僕らを奮い立たせます。
1つ1つ、日本一に近づいていこうと、強く思えます。
さて、以上を踏まえて今年僕が主将としてやろうと思っていることは、
BLUE BULLETSを勝つための戦闘集団に変えること
「日本一」を目指す集団たる誇りを部員に植え付けること
一人一人が高いライフスキルを持つ集団とすること
の3点です。
もう5月になりました。
うまくいったことも、うまくいかなかったこともたくさんあります。
これからも多くの壁にぶつかるでしょう。
その壁を一つ一つ、断固たる決意の下、最高の仲間と共に乗り越え、必ずや悲願の日本一を達成したいと思います。
2009年度主将 4年MF#17 伊部 智信