『早稲田戦を終えて 責任と決意』
2007/10/14
リーグ戦の前日、ある部員からこんなメールをもらった。
スタンドにいるのは正直悔しいですが、僕の分まで頑張ってください。応援してます。
すごくうれしかった。涙がでるほどうれしかった。
それとともに試合に出ることの重み、責任というものを感じた。
自分であったらこんなメールを送れるだろうかと考えた。
そして、スタンドを見てみた。
スタンドは満員で、一つのボールの行方をみんなが追っていた。
一本のシュートに一喜一憂し、一個のGBに歓声が沸き起こる。
そんなスタンドを見て、熱い思いを感じた。
でも、同時に、純粋に応援することができない人も多くいるだろうと思った。
自分自身もそうだった。
自分が試合にでるということは、その分、試合に出られない人もいるわけで、悔しい思いをしている人もいる。
身近な存在であればあるほど、そういった思いは伝わってくる。
だから、応援してくれる人のためにも、ライバル達のためにも、自分のためにも、もう負けるわけにはいかない。
東大のユニを着て試合にでる以上、自分には果たさなくてはいけない責任がある。
敗戦を糧に、自分は強くなり、チームは強くならなくてはいけない。
全ての思いを感じながら、自分はフィールドに立って、BLUE BULLETSに勝利をもたらす。
俺達はここから強くなる。
2007年度MF長 20期MF#26 伊丹孝光