『不撓不屈』
2024/8/14
【2024ブログ企画 vol.11】 中山喬裕 (3年/MF)
5月に怪我をした。
六大戦と定期戦で負け続けたからこそ頑張りたかったし、怪我人がいても勝ちたかった。
全治3ヶ月って言われた。
何人かに弱音を吐いた。
生活から色が無くなった。
腐りかけた。てか腐った。
努力が怪我になった、馬鹿みたいだった。
去年はリーグ戦に出るために、活躍するためにラクロスを楽しんだ。
そして同期の多くが応援席にいる中でリーグ戦に出た。
FINAL4の進出決定の瞬間もコート内にいた。
それが今年は観客席で見ることになったし、グラウンドに足を踏み入れることさえ許されなかった。
さらに自分が出ることなくFINAL4への自力出場はなくなった。
まともに走ることができない自分が情けなく、自分は無力だなと実感した。
ただ、どんなに辛くても戻るべき場所があり、そして仲間がいる。
ラクロスがしたい、試合に出たい、点を取りたいという気持ちだけは絶えなかった。
その気持ちも相まって復帰が早まったんだと思う。
奇しくも第3戦にギリギリ間に合った。
頑張らなくていい理由なんてない。十分な時間が無いなんて言い訳にならない。
自分がやることはひとつ。
勝利への貢献。
このチームのために、OFのために。
復帰じゃない、活躍しなければ戻ってきた意味なんてない。
リーグ戦は勝たないと始まらない。
期待されなくていい。
ただ、結果で示すだけ。
俺が足りてなかったって言わせてやる。
ここからの3試合、今年の怒りと悔しさ全てをぶつけてやる。
このシーズンが終わった時に今年はダメだった、なんて絶対に言いたくない。
次なんてないかもしれない。
まだ今シーズンは終わってない。
だからこそひたむきに今できることをやる。
それが最後ゴールを奪う力になるはずだから。
ねじ込んだゴールでも1点は1点でしょ。
綺麗なゴールはたいせいとりゅうせいに期待。
しゅうへいさんとOFできるのもあと3試合かもしれない。
今年の東大のOFは弱いなんて言わせない。
自信を持て。
ただいま。勝つぞ！！！
一緒に試合出るのも4ヶ月ぶりか、楽しみだな。
どっちが今年のリーグ戦で先に点をとれるかな。
次は俺の原動力であり、絶対の信頼を置くあの漢のSoul。
